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商標登録とブランド

商標には、自分のところの商品と、他の商品とを区別する機能(自他商品識別機能)、商品やサービスが一定の製造者や販売者により提供されることを認知させる機能(出所表示機能)、ブランドがその商品やサービスは一定の質を備えていることを保証する機能(品質保証機能)、これらを需要者、消費者に知らしめることにより、より認知度や好感度を高めブランドを維持・発展する機能(広告宣伝機能)があるといわれています。

ただし、製造者、販売者などを識別するための文字や紋章、マーク、さらには立体商標、コーポレートカラー、ジングル(音)などは、ブランドのシンボルの一部分にすぎません。
そのブランドが提供し、保証し、約束する理念や、商品・サービスの水準や、広告・宣伝のメッセージや、経営理念、経営者や事業を提供する者の考え方、店員の態度に至るまで、需要者・消費者が目にし耳にするブランドを構成するすべての要素が、ブランドづくりには大切な要素となります。

ブランドの種類

企業ブランド
企業(事業体)が、提供する商品やサービス全般について統一して用いる、コーポレートブランドです。また、複数のグループ企業がグループ全体で統一して用いるものも多くあります。会社名やマークなどのシンボル、また企業グループのシンボルを多くは使用しますが、社名以外の愛称(ペットネーム)を統一して使用することもあります。

例:「SONY」「TOYOTA」「NTT」「Microsoft」

事業ブランド
企業(事業体)の中の特定事業分野の商品・サービスに統一して用いるブランドです。

例:「National」「Panasonic」「デルモンテ」「オペル」「AfternoonTea」

ファミリーブランド

複数のカテゴリーに属する商品やサービスのラインナップについて共通して用いるブランドです。

例:「植物物語」

個別ブランド

個別の商品名・サービス名などのブランドです。

例:「VAIO」「iBOOK」「カローラ」

これらは厳密に区別できるものではなく、また企業名+個別商品名のようなブランド名(例:「アサヒスーパードライ」)もあります。
また地域の複数の事業者が共通して使用する地域ブランド(例:「信州味噌」「関サバ」)などもあります。

ブランドの起源

ブランド(brand)という言葉は、英語の「burned」からきており、焼印を押すという意味がその起源です。
古くは、放牧してある牛に焼印を押したり、醸造されたウィスキーの酒樽に焼印を押したりして、所有者や製造元を区別するために文字やマークを入れたことがはじまりです。
わが国でも、陶磁器に窯元や作者の印章・紋章を押したり、造り酒屋の軒先の杉玉(酒林)を吊り下げたり、看板の文字や紋章、あるいは家紋などに工夫がこらされてきました。

商工業の発達とともに、このように製造者、販売者などを識別するための文字や紋章などを保護するため、商標登録制度が設けられました。

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